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酒と車と御朱印と

「毎日更新」心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!果たして奇跡は起きるか!

芦ノ湖スカイラインを走るとAT限定とは何ともったいないと思う

私が運転免許を取得したのは昭和63年の1月ですが、当時は現在のようにAT車限定免許など存在しませんでした。当時既にAT車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる暴走事故が頻発していたため、教習所において所内と路上の最初の1時間はAT車というカリキュラムになっていましたが、それ以外の時間は全員が当たり前のようにMT車で練習したものです。
自家用車では既にAT車が多数派となっていましたが、レンタカーや業務用の車両はまだまだMT車が主流で、AT車しか運転できないということでは何かと支障をきたしていた時代でした。


その後運転操作が簡単なことと技術的な改良が加えられたこともあってAT車の比率は増加の一途をたどり、現在では乗用車の販売台数のうち98%以上がAT車だそうです。そうなってくるとMT車の運転が出来なくても何の問題もありません。


そういう世の中になっても私は一貫してMT車に乘り続けています。

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MT車は運転する楽しさが全然違うからです。現在乗っているのは6速MTのマツダ・ロードスターです。
車はエンジンの回転をトランスミッションを通してタイヤに伝えています。エンジンには最もパワーを発揮できる回転数というものがありますが、坂やカーブといった外部の状況が変化する中でこの回転数を維持するためにはその時々の状況に最適なギアを選ばなければなりません。この判断と操作を手動で行うのがMT、自動で行うのがATです。

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MT車をスムーズに走らせるためには適切なギアの選択とスムーズなシフト操作が必要です。自分で道路状況を読み、「この坂なら4速」「このカーブなら3速」と事前に判断してギアチェンジを行うため、スピードの変化に合わせて機械が勝手にギアチェンジを行う場合よりもキビキビとした走りが可能です。

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そういう訳ですからMT車の楽しさを味わうことができるのはアップダウンやカーブが続く道ということになります。今回最もMT車の醍醐味を味わうことが出来る道として選んだのが芦ノ湖スカイラインです。


3月のとある日曜日は朝から曇っていましたが、小田原厚木道路を経由して箱根湯本を通る時には青空が顔を覗かせるまで天候は回復しました。恐らくフルオープンで走っても大丈夫でしょう。


箱根に来た時の通例でまず箱根神社にお参りしました。

f:id:minamimachida0706:20170410202327j:plainずっと続いていた九頭龍神社新宮の工事もほとんど終わったようでした。

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駐車場でロードスターの屋根を収納し、いよいよ芦ノ湖スカイラインに向かいます。道路脇に表示されていた温度計が気温6℃を示していましたが、強力な暖房の効果で特に寒さは感じません。

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芦ノ湖スカイラインは箱根外輪山の西側の尾根を縦走しており、山伏峠、杓子峠、三国峠と続いていく峠を大小さまざまなカーブが連続する道で結んだ観光道路です。

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直線はほとんどなく、坂とカーブと絶景だけで構成されたような道です。先のカーブを見ながら「次は3速、その次は2速」と頭と両手両足をフル活用しなければこのような道はスムーズには走れません。

f:id:minamimachida0706:20170410203309j:plain途中の三国峠からは晴れていれば富士山から相模湾まで見渡せるのですが、この日の富士山は雲に隠れていて、相模湾が辛うじて見える程度でした。晴れていればこのような眺望になります。

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屋根をしまってフルオープンにしているので解放感抜群です。

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最後芦ノ湖の湖尻に降りていくまでこのような道の連続です。

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カーブを曲がる時の基本が「スローイン・ファストアウト」ということはAT車MT車も同じです。カーブの入り口の時点で減速を完了し、加速しながら抜けていきます。芦ノ湖スカイラインのような道をスムーズに走るにはこの基本をより徹底しなければなりません。

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MT車の場合にはカーブの入り口の時点で減速を完了し、自分が最適と判断したギアに入れておくことができます。そのためアクセルを踏み込むと車は思い通りに加速していき、ロードスターの製品コンセプトである「人馬一体」を体感できます。両手両足の操作が上手くいってスムーズにカーブを抜けた時の満足感こそがMT車を運転する醍醐味でしょう。

一方AT車は減速を完了したつもりでもその時点では自分が考えるギアより一段高くなっていることが大半です。そのためアクセルを踏み込んでも力がストレートに車に伝わらないもどかしさを感じることになるのです。それに何と言っても左手と左足が暇すぎます。

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車を自分の思いのまま操ることの楽しさを満喫することが出来る道で、MT車で良かった、ヒール&トゥができて良かったと心から思いました。

 

確かにMT車の運転ができなくても今の世の中何の問題もありません。しかし芦ノ湖スカイラインをMT車で走る時に感じるこの楽しさを知らずAT車だけで人生を終えてしまうとは何ともったいないことだと思ってしまいます。

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尚、今回のように箱根峠から湖尻に抜ける場合、どういう仕組みなのかわかりませんが、箱根峠で通行料と引き換えに渡される券を湖尻の出口で見せなければなりません。くれぐれも捨ててしまったりしないよう注意してください。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。