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酒と車と御朱印と

「毎日更新」心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!果たして奇跡は起きるか!

元業界人が語るスムーズな引っ越しのための不動産会社との付き合い方(申し込みまで)

不動産

昨日は新生活に向けスムーズに引っ越しをするための不動産会社との付き合いに関し、店を訪れるまでの注意点について書いてみました。今回は不動産業者の店舗を訪れてからの注意点について書いてみたいと思います。

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◆不動産業者の店内での注意点
事前に電話連絡して希望条件等伝えてあれば恐らくいくつか物件資料を用意してくれているとは思いますが、改めて希望のエリア、広さ、予算等を確認しましょう。
無駄な内見を防ぐためにこの段階で確認しておくべき事項をまとめます。
① ペット飼育の可否 可の場合、敷金の割り増しはあるか?
② 物件のインターネット環境
③ 鍵交換をするか否か
④ 洗濯機置き場の位置。室内か、バルコニーか、廊下か。
⑤ バイク置き場の有無。敷地内にとめていいかどうか。(バイク使用者のみ)


駅徒歩〇分というのは駅までの最短の道順を地図上で測定し80mを1分として計算します。物件から駅までの直線距離ではありません。あくまで地図上で計算するため階段、坂、信号、歩道橋等は全く考慮されません。私の経験則では「徒歩12分」を超えると車を使いたくなる距離です。その場合実際に歩いてみる必要があるかもしれません。
物件資料に「告知事項あり」と書かれている場合、いわゆる「いわくつき物件」ですので確認が必要です。


「物件選びのコツ」と言うような本をよく見ますが、物件は実物を見なければわかりません。紹介された中から良さそうな物件を選んで内見させてもらいましょう。


◆内見
「百聞は一見にしかず」と言いますが、実物を見て本人が気に入るか否かが全てです。第三者の出る幕はありませんが、現地で必ず確認しておくべき事項をまとめます。
① 照明、エアコン、ガスコンロ等が設置されている場合、それが部屋の設備か残置物か?
部屋の設備であれば故障した際の修理は貸主負担、前の居住者が残していった残置物の場合、修理は入居者負担です。
② 収納は全部開けてみる。黒いポツポツが多数落ちている場合ゴキブリの糞を疑う事。
③ 天井照明の差し込みが手持ちの器具と適合するか?
④ 手持ちの家具が入るか?特に冷蔵庫と洗濯機。内見時にメジャーで寸法を測ってみるとよい。
⑤ 物件の周囲がどうなっているか?駐車場等の空き地だった場合、将来的にそこに建物が建つ場合があります。


◆クロージング
予定物件の内見が終わると「どうしますか?」ということになります。ここからが業界で言う「クロージング」の段階です。不動産業界ではいかに手間暇かけてお客様を案内しても契約に持ち込まなければびた一文もらえません。ですからちゃんとした営業マンは「この部屋に決めます」とお客様に言わせるように話を持っていきます。営業マンのペースに乗せられないよう注意し、申し込むか否か自分の意思で決めましょう。

仮に申し込む場合、ここで確認しておかなければならない事項をまとめます。
① 契約開始日はいつにするか?我々はこれを賃料発生日、略して賃発と呼んでいましたが、文字通り家賃が発生し始める日にちです。大抵の場合は引っ越し日のことを意味しますが、家賃だけ払って引っ越しは後でも構いません。申し込みから3週間以内ならほぼ問題ないと思います。1ケ月だと微妙。それ以上だと断られる可能性が高いと思います。
② 契約日 文字通り賃貸借契約の手続きをする日です。案内をしてくれた会社で行う場合と、物件の管理会社で行う場合があります。
③ 諸条件は交渉可能か否か?内容によっては相談に乗ってもらえる場合もあるので、希望がある場合はダメ元で聞いてみましょう。


◆その他
①「早く決めないと無くなっちゃいますよ」というのはあながち嘘ではない
なかなか決心がつかないお客様に対して決断を促すために営業がよく使う言葉(業界では「煽り」と呼んでいる)ですが、あながち嘘ではありません。申込書を先に出した方が優先というのが業界の大原則で、私もタッチの差で物件を取り逃がしたことは何度もあります。人気物件の場合、現地で申込書を書ける範囲で書いてもらい、近くのコンビニから管理会社へFAXしたりしました。
②無意味な交渉は印象が悪くなるのでやめた方がいい
諸条件については相談に乗ってもらえる場合があると書きましたが、ここでしつこく粘ると印象が悪くなり、申し込みそのものを断られる場合があります。
新婚(結婚予定)のカップルに多いのですが、「いい物件だけど~の点がどうしても気になる。家賃をあと〇万円下げてもらえれば今すぐ契約する」といかにもハウツー物を読んだなと思える話法で迫ってきます。「俺が交渉してもう少し下げさせてやる」と男が女に格好をつけている情景が目に浮かびます。本人は交渉術を駆使しているつもりでも不動産業者からすると「またか」というレベルで、許容範囲を超えた減額はいくら粘っても無駄です。
④ 「のっけ」に注意
不動産業界の悪習で「のっけ」というものがあります。のっけとは例えば「敷金1礼金0」で出ている物件に仲介会社が礼金1をのっけてお客様に紹介するというものです。大抵の管理会社は「のっけ不可」ですが「のっけ可」という会社もいくつかあり、そういう会社の場合のっけられた1か月分の礼金は管理会社から仲介会社へのバックマージンとなります。
先日も書きましたが不動産情報は共有化されているため同じ物件を複数の業者で紹介したりすることはよくあります。決めようと思っている物件がある場合、念のため他社のサイトで同じ物件を検索してみることをお勧めします。「のっけ」がばれるのは「この物件、他社のサイトでみたら礼金0だったんですけど」という場合です。

 

2日間にわたり元業界人として実務の中で気が付いた注意点を書いてきました。これから新生活を迎えられる皆様はこれらの点に注意して楽な気持ちで不動産業者に予約を電話を入れてください。

 

◆当記事の前編。店に入るまでの記事

minamimachida0706.hatenablog.com

◆不動産の相場というものの重要性を説明した記事

 

minamimachida0706.hatenablog.com