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酒と車と御朱印と

「毎日更新」心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!果たして奇跡は起きるか!

ヒール&トゥができるとMT車の運転が10倍楽しくなる

私が初めて自分の金で車を買ったのは社会人2年目である平成4年の夏です。某タイヤメーカーの本社に勤務していた私は栃木県黒磯市(当時)にある工場への異動を命じられ、人生初の一人暮らしに胸躍らせて引っ越したのですが、やはり車が無いと何とも不便な土地でした。西那須野の街道沿いの中古車屋を見て回り即決したのがホンダの初代CR-X(上半分が青、下半分がシルバー、5速MT)です。免許を取って以来実家のAT車ばかり乗っていたため、早く車に慣れなければと夜な夜な走り回っていたことを思い出します。


MT車を運転する際最も難しいのがシフトダウンだと思います。
マニュアル車のギアはそれぞれ最適な範囲があるため、エンジンの回転数に合わせて加速の際はシフトアップ、減速の際はシフトダウンが必要です。私が現在乗っている車の場合時速40㌔で4速だと1800回転、3速で2300回転です。時速30キロで3速だと1800回転、2速で2300回転です。
時速40キロに落として4速から3速にシフトダウンする際、そのままクラッチをつなぐとエンジンが強引に500回転引っ張り上げられることになり一瞬つんのめります。それを避けるためにはゆっくりとつないで半クラッチを利用するのですが、スムーズなシフトダウンのためにはやはりスパッスパッとつなぎたいと個人的には思います。


これを解決するには軽くアクセルを煽ってエンジンの回転数を上げてからつなげばいいのですが、減速中ですからブレーキを踏みながらアクセルを煽るという操作が必要です。これをヒール&トゥといい、もともとはレーシングカーの運転テクニックのようです。FIにまだセミオートマが導入される以前、車載カメラに映った中嶋悟の両足の動きに感動し、ぜひやってみたいと思っていました。
黒磯は車のあまり通らない田舎道がいくらでもありましたので、そういった場所で地道に練習した結果どうにかマスターすることができました。


私の車のペダルはこのようになっています。

f:id:minamimachida0706:20170205213509j:plainアクセルを踏んで加速している状態です。※以下の写真は全て駐車場でエンジンを停止して撮影しています。

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ブレーキを踏んで減速します。この後ブレーキを踏みながらアクセルを煽るという動作があるため、母指球の部分でブレーキを踏みます。

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左足をクラッチペダルに乗せます。

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クラッチを踏み、左手でシフトチェンジします。

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クラッチを切った状態でブレーキを踏みながらアクセルを煽ります。通常のヒール&トゥではつま先でブレーキを踏みかかとでアクセルを煽ります。この車のペダルではそれができないため母指球でブレーキを踏み、足首をひねって小指の付け根の部分でアクセルを煽ります。

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エンジンの回転数が上がった状態でクラッチをつなぐとスムーズなシフトダウンの完了です。

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この後さらに減速する場合は同じ動作を繰り返し、一方加速する場合はここからアクセルを踏みます。適正なギアへのシフトダウンが完了しているのでスムーズに加速できるはずです。


わざわざMT車に乘るのは車を操る楽しさがあるからですが、山道でヒール&トゥがきれいに決まるとその楽しさが10倍になったように感じます。MT車を極めたいと思う方なら挑戦してみてはいかがでしょうか。しかし両足と左手を連動させる難しい技術だと思うのでくれぐれも無理をせず、あくまで自己責任の範囲でお願いします。

 

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