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酒と車と御朱印と

「毎日更新」心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!果たして奇跡は起きるか!

ホワイトホース・ファインオールドには地方の武骨な男が持つ力強さがある

私の母方の祖父の家は徳島市の郊外の田園風景のど真ん中にあるかなり大きな家で、各地の公務員宿舎を2~3年間隔で転々としていた小学生時代の私にとっては夏休みと冬休みに遊びに行くのが楽しみでした。余裕でキャッチボールができる庭やブドウ棚があり、風呂は何と薪で沸かします。敷地の裏には用水路が流れていて魚が泳いでいました。ある時4歳上の兄と蔵の中を探検したことがあるのですが、いろいろと古いものが見つかった中にホワイトホースのボトルがあったことだけは今でも覚えています。それ以来私の中でホワイトホースは「特別な酒」というイメージができていました。


ホワイトホースは映画監督の黒澤明が愛飲していた酒として知られています。三船敏郎と二人でボトル三本空けたとか、助監督時代に毎日撮影終了後ボトル1本開け、その後脚本を10ページ書いたというような逸話が沢山残っています。当時は相当な高級酒だったのでしょう。


そのホワイトホースも現在では最も容易に手に入るスコッチとなりました。近所の東急ストアでは2ヶ月に1回「今月のお買い得品」となり、ドン・キホーテでは1,000円を切る価格で買えます。1,000円を切るようなウィスキーは他の銘柄だとちょっと怖くて手が出せませんが、ホワイトホースならいくら安くても安心して買うことが出来ます。


ホワイトホースのブランド名はエジンバラに実在した「ホワイトホースセラー」という有名な旅籠に由来しています。ロンドンとエジンバラを結ぶ乗合馬車の終点で、乗客にもふるまわれていた酒だと言われています。
後に英仏博覧会でグランプリを獲得したホワイトホースは後に英国王室御用達となります。1960年代のラベルには英国王室の紋章が印刷されているそうです。


ホワイトホース・ファインオールドと言えば幅が広くて背の低いどっしりとしたボトルのイメージがあるのですが、最近は12年と同じく細くて背の高いボトルとなっています。

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合わせる水は「南アルプスの天然水」です。

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スコッチウィスキーですからいつものようにトワイスアップで飲みます。

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久し振りにホワイトホースを飲むときいつも感じるのですが、何とも言えない「くせ」のようなものを感じます。二日目、三日目になって飲みなれてくると何とも思わなくなりますが、他にはないあくの強さがあります。洗練された都会人というより地方の武骨な男たちが持っている独特の力強さがあります。
今や安くてどこでも手に入る酒ですが、この味を理解するにはそれなりのトレーニングが必要ではないかと思います。

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