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酒と車と御朱印と

「毎日更新」心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!果たして奇跡は起きるか!

鳥井信治郎の執念が生み出した「角瓶」はどこの真似もしていない完全なるメイド・イン・ジャパンであると思う

個人的にバタバタした状態が続いていたため気分転換の意味で飲む酒をワンランクアップさせていたのですが、どうにか落ち着きました。そのため普段飲むのは1本1,500円前後の身の丈に合ったレベルに戻すことにしました。前回ニッカの竹鶴をご紹介しましたが、日本を代表するウィスキーはやはりこれだということで今回はサントリーの角瓶をご紹介します。
前回書きましたように日本最古の蒸留所であるサントリーの山崎蒸留所初代所長は後にニッカウィスキーを立ち上げる竹鶴正孝です。日本人に合ったウィスキー造りを目指したサントリーの創業者である鳥井信治郎に対し、あくまで本場の味を目指した竹鶴は昭和9年にサントリーを退職し新たに北海道で自分の理想を追求します。

日本にウィスキー文化というものがまだ存在していなかった時代に日本人に合ったウィスキーを造るため残された鳥井はトライアル&エラーを繰り返します。東海道線の食堂車に現れては周囲の人に持参したボトルの酒を飲ませ感想を聞くなど、自分がブレンドしたウィスキーを常に持ち歩いていたそうです。その結果昭和12年に誕生したのが後に「角瓶」と呼ばれるウィスキーです。大正12年以来竹鶴が製造し貯蔵していた原酒がちょうどいい具合に熟成していたということもあるでしょう。
日本人にとってすっかりおなじみとなったボトルです。

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併せる水は今回も「南アルプスの天然水」です。

f:id:minamimachida0706:20161220213311j:plain水とウィスキーが1対1で氷を入れたハーフロックで飲みます。グラスは山崎蒸留所を見学した時売店で買ったものです。

f:id:minamimachida0706:20161220213334j:plainこれまでご紹介してきたウィスキーは全て1対1で氷をいれない水割りであるトワイスアップで飲んできました。しかしジャパニーズウィスキーの場合、氷を入れてよく冷やした方が味がよくわかるように思います。
ところで自分にとって最も馴染みのあるブランドであるはずの角瓶ですが、改めて味の特徴を文章に書こうとして困ってしまいました。スッキリとした味わいであることは間違いありません。しかしこれまで多用してきたフルーティー、スモーキー、こく、甘さといった表現がどれも当てはまらないのです。「〇〇のような味わい」の〇〇が見当たりません。


サントリーが1997年に制作した「WHISKY BOOK」によると彼らが目指すブレンドの特徴は「水割りにしたときに決して崩れることのないバランスの良さを生み出すこと」にあると言います。私もウィスキーは少し水を足した方がいいと常日頃思っているのでこのことはよくわかります。鳥井信治郎の執念が生み出し現代にまで引き継がれている「角瓶」はどこの真似もしていない完全なるメイド・イン・ジャパンだったと言っていいでしょう。


この「WHISKY BOOK」ではベストの水割りは1対2.5だとしていますが、これは私にとっては薄すぎます。私にとってベストなのはやはり1対1だと思います。

 

◆角瓶と並ぶ代表ブランドであるオールドの記事

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◆ライバルニッカの代表ブランドの記事

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