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酒と車と御朱印と

「毎日更新」心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!果たして奇跡は起きるか!

東神奈川駅のホームにある日栄軒は駅そばのレジェンドである

麺類

私は神奈川でマンション関係の仕事をしていた時期が長いのですが、そのなかでも特に横浜駅を長く利用していました。当時は京浜東北根岸線直通の横浜線は本数が少なかったため、町田の自宅に帰る時はどうしても東神奈川駅で4番線から3番線へホームを横切らなくてはなりません。その時1日の仕事で疲れ腹も減っている状態の私をいつも襲ってくるのがホーム上の立ち食いソバ屋から流れてくる強烈な香りでした。誘惑に勝つことができずついつい入ってしまうのが本日ご紹介する日栄軒です。


駅そばとしては小田急線沿線の箱根そば東急線沿線のしぶそば、京急線沿線のえきめんやとこれまでご紹介してきましたが、どれも沿線の主要駅を網羅するチェーン店です。JR沿線では「あじさい茶屋」や「濱そば」が展開していますが、日栄軒は東神奈川駅だけの独立系の駅そばとして異彩を放ってきました。上り線ホームの階段下の空間を利用した典型的な昔ながらの駅そばです。

f:id:minamimachida0706:20161202212737j:plain扉は開けっ放しなので空調は全くなく、真夏は酷暑の中で、真冬は寒風吹きすさぶ中で食べることになります。6人くらいでカウンターは一杯になるので、客がそれ以上いる場合は店の外でドンブリを手に持って食べなければなりません。私の記憶では昔の駅そばは全てこのようなタイプだったと思うのですが、現在では珍しい存在になってしまいました。


券売機に貼り付けられた店員さん手製のPOPが独特の雰囲気を出しています。

f:id:minamimachida0706:20161202212822j:plainお勧めが何であれ、私はここでは380円の天ぷらそばしか食べません。今日はこのために起きてから何も食べずに東神奈川まで来たのです。

f:id:minamimachida0706:20161202212902j:plain生そばをその場で茹でるタイプの店が増える中で日栄軒は茹でそばですので柔らかくてコシもありません。大正7年以来変わらぬ味という自家製つゆは真っ黒で味と香りはかなり強めです。きつねうどんの名店「道頓堀今井」のだしに慣れた方が見たらその場で卒倒してしまうかもしれません。天ぷらは揚げてから時間が経っているので油がまわってしなしなになっています。しかしこの3つが重なると奇跡のような味わいになるのです。
何はともあれ天ぷらをつゆに浸してほぐします。これで準備完了で、あとは食べるだけです。

f:id:minamimachida0706:20161202212933j:plainしなしなの天ぷらはつゆを吸って柔らかめのそばとちょうど合う硬さになります。そばだけだとさっぱりし過ぎていると思いますが、天ぷらと併せると適度なコクが出ます。柔らかめのそばとしなしなした天ぷらに強めの味わいのつゆが合います。冷たいそばだと化けの皮が剝がれやすくなるので、熱々の状態で食べるということも重要かもしれません。


私が日栄軒に最も頻繁に入っていたのは平成13年から18年くらいだったと思います。その後東京で仕事をするようになり頻度が減りましたが、今でも御朱印集めで鎌倉に行く時は行きか帰りに寄っています。店構えも味も店員さんの雰囲気も見事なまでに昔と変わっていない、知る人ぞ知るそば屋です。


尚、ここに書いたことは全て私の好みですので、「食べてみたけど不味かった」等々の苦情は一切受け付けませんので悪しからずご了解ください。

 

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