箱根の仙石原にある曹洞宗の長安寺では丁寧に書いた御朱印を頂けます。境内は春には新緑、秋には紅葉を楽しむことができ、また表情豊かな五百羅漢像を見ることができます。秋が深まってくると仙石原のススキが金色に染まりますが、芦ノ湖方面からススキの間の道を進むと仙石原の交差点にぶつかり、ここを直進すると長安寺があります。(2022年7月16日改定)
長安寺の 御朱印
御朱印所
御朱印は寺務所で頂くことが出来ます。特に御朱印所というような掲示はありませんが、インタホンで要件を伝えると快く対応して下さいました。
寺務所の前にも多くの羅漢たちがいました。
志納金300円
御朱印帳
長安寺ではオリジナルの御朱印帳も扱っています。
値段 1500円
御朱印
大変ていねいに書いた御朱印を頂きました。
長安寺へのアクセス
交通
小田原駅東口から箱根登山バス桃源台行バス、仙石バス停下車徒歩約1分(バスの乗車時間は約23分)
これまでここの交差点はT字路だとばかり思っていたのですが、実は正面に細い道があり、直進できるということを最近知りました。長安寺はその先にあります。
地図
長安寺の境内
長安寺の入り口
このまま入って右奥に駐車場があります。
アートな観音様
見事な新緑
弁天池
大変に水が綺麗です。
おまかせ観音
何をおまかせしていいのかわかりませんが。
山門
本堂
長安寺は1356年に創建された曹洞宗の寺院です。古くは姥子にありましたが1658年にここ仙石原に移されました。自然に囲まれた静かな寺院で四季折々の美しさがありますが、そのなかでも紅葉の名所として知られています。
紅葉が見頃の時期の境内
表情豊かな五百羅漢像
もう一つ長安寺を有名にしているのは五百羅漢像です。
五百羅漢とは
仏教ではしばしば500という数字が登場しますが、これは釈迦の死後に弟子たちによって伝えられた話を編集するためにしばしば開催された仏典結集の際、集まった弟子の数がこのくらいであったことによります。羅漢とは阿羅漢(あらかん=悟りを得て、人々から尊敬をうける人)の略で、最高の地位を得た聖者を意味します。
長安寺の五百羅漢像
長安寺の羅漢像は昭和60年頃から建立が始まり、今も少しづつ建てられているそうです。寝ている者、起きている者、泣いている者、笑っている者、瞑想している者、議論している者等々、一体一体実に表情が豊かで厭きることがありません。
人間味あふれる羅漢たちの姿
境内社の豊川稲荷
「豊川吒枳尼真天」を祀る豊川稲荷は商売繁盛の御利益があると言われ、神社ではありませんが鳥居があることが特徴となっています。
ホテルが選べてフライトもJAL!格安国内旅行のJ-TRIP
★スマホで御覧の方はPCでも見ていただきますと写真がよくわかります。
「参考になった」と思われたらはてブの所をポチっとして頂けますと幸いです
◆箱根観光の中心に位置する箱根神社の御朱印の記事
◆五百羅漢が印象的な寺院
◆日光国立公園のど真ん中にある寺社